iGEM UT-Tokyo プロジェクト展示

この企画は学術企画です。

学問的背景と企画概要

iGEMとは、マサチューセッツ工科大学が開催する、学部学生を主体とした合成生物学の国際大会です。 iGEM UT-Tokyoプロジェクトは実験のテーマ設定から細胞に新たな機能を導入した研究成果の発表までを行い、iGEMでの上位を目指します。五月祭では、そのプロジェクトについて発表するとともに、普段の活動や合成生物学について紹介を行います。

企画詳細

DNAの二重らせんモデルが提唱されたのは1962年のことです。それから現在に至るまでのわずか50年ほどの間に、分子の振る舞いを基礎に置いた生物学は著しく進歩を遂げました。DNAの特定領域における切断、そして形成した末端の結合。任意の遺伝子配列を持ったDNAの合成、そして得られた遺伝子配列の解読。このような遺伝子操作技術は、今や誰もが手にできるほどに安価で簡易なものとなっています。こうした流れを背景に、生物学に新たな潮流が生まれつつあります。それが合成生物学です。かつての生物学は、自然界に起きている現象やその仕組みを調べる、いわば記述的な学問でした。一方合成生物学が目指すのは、遺伝子工学の技術を用いて、そうした現象や仕組みを自らの手によって再現し理解を深めることです。私たちが参加するiGEM(The International Genetically Engineered Machine competition)は、将来この新たな学問を牽引する若者たちが世界中から集まり、その研究成果を発表する大会です。既存の枠組みにとらわれない学問であることから、参加する学生も生物系から化学系、物理、数学、そして工学等多様なバックグラウンドを持っており、さまざまな角度から生命の仕組みに迫っています。五月祭で私たちは、この新しい学問の潮流、そしてそれに対する学生の取り組みを少しでも多くの方と共有することを目指しています。過去にも私たちは五月祭や駒場祭、東京大学工学部の組織である丁友会が開催したTechno Edge、日本遺伝学会、合成生物学の研究者を主とした学会である細胞を創る研究会といった多様な場において、様々な方に研究プロジェクトの紹介を行い、議論を重ねてきました。ですから生物の好きな方はもちろん、生物についてあまり詳しくないという方でも、合成生物学について興味を持って頂けることと思います。さらに、日本各地からiGEMに参加する大学のチームが集まり、各チームが取り組んだ研究成果について紹介する予定です。各大学チームがとった多様なアプローチについて一つの空間で知ることができる数少ない機会となるでしょう。

企画(又は団体)HP:http://igem-ut.net/

場所・時間

場所:工学部エリア 建物:工学部5号館 詳細場所:工53

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時間:5月14日 終日

時間:5月15日 終日

団体紹介

iGEM UT-Tokyo

iGEM (international Genetically Engineered Machine competition) UT-Tokyoは、iGEMという毎年秋に開催される学部生の合成生物学の世界大会に出場する東大生のチームです。合成生物学とは、遺伝子工学に基づき、生物の新しい機能や生命システムをデザインする学問です。活動内容は、遺伝子組み換えの実験、論文調査、数理モデリング、デザイン、渉外、マネジメントなど多岐に渡ります。 iGEM (international Genetically Engineered Machine competition) UT-Tokyo is a team in which students build up a project based on synthetic biology to compete in an annual international competition held in Boston. Though lab-work and modeling are important components of iGEM, projects usually require interdisciplinary knowledge and skills e.g.humanities, graphic design, engineering etc. Thus, students from all fields and background are welcomed to join us.

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