The 93rd May Festival Blueming

インタビュー名物企画魅力前編

 みかん愛好会・Oristロゴこの特集記事では、個性が光るコンテンツで毎年人気を博している、五月祭が誇る名物企画にインタビューしました。前編では、「みかん祭」を出展する 東大みかん愛好会 (以下、みかん愛好会)と、「折紙美術館‘20 in 本郷」を出展する 東京大学折紙サークル Orist (以下、Orist)の責任者の方へのインタビューを紹介します。今年の企画の注目ポイントや、五月祭への思いなどを語っていただきました。

→東京大学CAST・東大LEGO部にインタビューした「名物企画の魅力に迫る 後編」はこちら

普段どのような活動をしているのかえてください。

みかん愛好会 :「日本全体のみかんの消費量を増やす」という理念のもと活動しています。そのために、話題性のある企画を立案・実行したり、長期休暇には、みかん農家さんのお手伝いをしたりしています。

Orist :集まって雑談しながら折紙を折ったり、個人で作品を作ったりしています。制作に2週間もかかるような作品を作ることもあります。完成した作品は、展示会で発表しています。最近は、オンライン通話で雑談しながら折紙を折っていますね。

さんの企画は、毎年大人気ですよね! までの五月祭では、どのような反響があったのでしょうか?

みかん愛好会 :毎年恒例の「蛇口からみかんジュース」という企画は、整理券を配って人数制限を行うほど人気があります。例年それを楽しみに五月祭に来場される方も多いです。

Orist :昨年は行列ができて1時間待ちになるほど人気でした。1時間待ちでも並んでくださるお客さんが多く、五月祭の目玉になるような企画だと思っています。

オンライン五月祭うといた、どのようにじましたか?

みかん愛好会 :全く想像ができず、どのような企画を行えばいいのか困りましたね。毎年同じような企画をやっていたので、オンラインとなると企画を大幅に変えないといけない、という懸念もありました。一方で、もし斬新な企画ができたら注目を集めることができる、とも思いました。

Orist :難しそうだと思いました。目の前で、360度全方位から見てもらうのが折紙作品だと思っているので、オンラインだとどこまで魅力を伝えられるのか不安でしたね。

そのようなで、今年はどのような企画うのでしょうか?

みかん愛好会 :みかんに関するセミナーとクイズ大会を開催します。セミナーは、みかんの歴史から美味しいみかんの選び方まで、どんな人でも楽しめる内容となっており、クイズ大会では、優勝者に賞品を用意しています。さらに、みかんを使った実験や料理などの斬新な動画の公開や、みかん・オリジナルグッズなどの通信販売も行います。みかん販売で実施する、複数の産地のみかんがランダムで届く「みかんガチャ」を通して、産地にも注目していただきたいです。

Orist :回転テーブルを用いて、作品を360度全方位から楽しめる動画を公開します。また、作品を作る際の手元を映した動画や、1枚の紙が作品になる過程を上から撮影した動画も公開する予定です。

どちらも非常りだくさんな内容ですね! 注目ポイントですか?

みかん愛好会 :やはりクイズ大会ですね! 優勝者には豪華賞品を贈呈するので、ぜひ多くの人に参加してほしいです。

Orist :全部、と言いたいところですが、やはり作品を360度から見られる動画ですね。メンバーが丹精込めて作った作品なので、ぜひ見てほしいです。

工夫しているポイントはありますか?

みかん愛好会 :オンラインとなると、かなり面白い企画でないと見に来てくれないと思います。なので、多くの人が「おっ!」と思ってくれるような企画にすることを心がけています。

Orist :作品を作る様子が見られる手元動画は、オンラインでなければできないコンテンツなので、工夫しているところですね。

オンラインでの五月祭期待することはですか?

みかん愛好会 :遠くに住んでいて今まであまり五月祭に来られなかった人も、今年は気軽に参加できることですね。それに、「オンライン学園祭」という言葉の響きだけでも、多くの人に注目してもらえそうですよね。

Orist :期待というか、未知数ですよね。今まで時間を潰すために私たちの展示を見に来てくれたような人たちが、今年は企画を見てくれるのか、不安はあります。

最後一言いします!

みかん愛好会 :物理的には離れ離れでも、「みかんが好きだ」という気持ちを通じてみんなで一つになれる企画です。ぜひいらしてください!

Orist :東京に折紙サークルは2つしかありません。その中でも、Oristは本当にすごい人しかいないサークルです。そんな人たちが丹精込めて作った作品を、ぜひ見てもらいたいです!

前代未聞のオンライン開催で大変なことも多い中、どちらの企画も来場者を惹きつけるコンテンツを準備しているようです。当日は、オンラインだからこそ味わえる、みかんと折紙の魅力的な世界を思う存分ご堪能ください!