五月祭とは
概要
五月祭(ごがつさい)は毎年5月に本郷・弥生キャンパスで開催される東京大学の学園祭です。
例年約400の団体が参加し、10万人以上の方々にご来場いただくなど、全国屈指の規模を誇ります。
五月祭当日には模擬店が立ち並び、各所でパフォーマンスが催されるなど、普段は落ち着いた雰囲気のキャンパスも、学園祭特有の高揚感に包まれます。学術研究の最高峰である東京大学ならではの催しも多く、アカデミックな側面を色濃く感じられることも五月祭の魅力の一つです。
学生の活気と東京大学の知的蓄積が相まって、唯一無二の個性を持った学園祭となっています。
ご来場に際して事前予約は必要ありませんので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
五月祭であなたと出会えることを、心待ちにしています。
委員長挨拶
五月祭公式ウェブサイトへお越しいただきありがとうございます。第97期五月祭常任委員会委員長の勝浦央就です。
2020年、突如として現れ、長く暗く続いたトンネル。ようやく出口を迎えた昨年は、多くの学生にとって初めて心から学生生活を謳歌できた1年だったといえるでしょう。今年の五月祭では、本来の姿を取り戻した日々に、多くの仲間とともに作り上げた成果が花を咲かせます。東大生が全力でお届けする情熱を、驚きを、楽しさを、心ゆくまでご堪能ください。
今年のテーマは、「しずく融け合う、水模様」です。静かな水面を眺めていると、時折しずくが輪を広げます。一つ、また一つと生まれた輪が描き出す複雑な模様に、私たちは人々が出会う姿を重ねました。普段出会うことのない人と出会い、新しい何かが生まれる場所。それが祭であり、五月祭です。この5月、本郷に新たな出会いを探しに来ませんか?
最高の2日間をご用意し、皆さまをお待ちしております。
東京大学 第97期五月祭常任委員会 委員長
唱頂の大員『五月の風』
この楽曲について
五月祭公式イメージソング『五月の風』は2007年に「唱頂の大員」により制作されて以来、五月祭を盛り上げてきました。
『五月の風』制作のきっかけは委員会からの提案でした。「五月祭に新しい風を吹かせるために、テーマソングをつくることができないか」という提案を唱頂の大員の皆さんが快諾してくださり、五月祭をイメージした楽曲『五月の風』が制作されました。唱頂の大員が高校の文化祭を機に結成されたこともあり、メンバーの方々は学園祭への思い入れをお持ちです。そんな唱頂の大員ならではの、秘めた情熱を表現するために試行錯誤する楽しさや充実感が爽やかに表現された一曲となっています。
五月祭への熱い情熱とともに受け継がれてきた『五月の風』をぜひお楽しみください。