木質材料学研究室です。
研究室のメンバーでパビリオンを設計してコンペを行い、優秀作品を実物大で作製しました。
今年は高知県土佐清水市とコラボレーションさせていただき、高知県産のヒノキを用いています。
11月には同市の「海のギャラリー」にて移設展示も予定しています。
設計から加工、建方まですべて学生の手で行っています。
コンペや作業の様子、設計者などへのインタビューを配信します。
どうぞご覧ください。
この企画に行く
巨大木質パビリオン
木質材料学研究室です。研究室のメンバーでパビリオンを設計してコンペを行い、優秀作品を実物大で作製しました。 今年は高知県土佐清水市とコラボレーションさせていただき、高知県産のヒノキを用いています。 11月には同市の「海のギャラリー」にて移設展示も予定しています。 設計から加工、建方まですべて学生の手で行っています。 コンペや作業の様子、設計者などへのインタビューを配信します。 どうぞご覧ください。
団体紹介
東京大学農学生命科学研究科 木質材料学研究室
木材は再生可能で環境に対する負荷が少ない生物材料であり、また、木材を利用することは二酸化炭素の貯蔵につながり地球温暖化防止にも役立ちます。木質材料学研究室では、主に建築用構造材として木材を最大限に有効利用することを目指し、基礎から応用までの一連の研究を進めています。 基礎の部分では主に木材の物理的な性能を対象にしています。木材は自然材料のため、鉄やコンクリートと違って、人がコントロールして品質を均一に出来ません。建築用構造材として取り扱うためには、無垢材、エンジニアードウッドに関わらず、変形性能や強度特性を把握しておくことがとても重要です。最近では、広葉樹材のめり込み性能、集成材のせん断強度、CLTパネルの面内変形性能などについて、実験的に性能を調べています。 応用としては、木質構造:木質構造物の設計やその構造安全性、耐久性向上のための研究が大きなテーマです。正しい設計を行えば、木造建築は十分な耐震性能、耐火性能が得られることが分かっています。その体系化に向けた実験的検討やコンピューターによるシミュレーション、木材利用を促進させるような新たな構法開発、伝統的な仕口・継手の力学的性能の定式化などを行っています。


