五月祭とは
五月祭の概要
五月祭(ごがつさい)は毎年5月に本郷・弥生キャンパスで開催される東京大学の学園祭で、今年で第98回目を数えます。 例年約500の団体が参加し、2日間で15万人もの方々にご来場いただくなど、全国屈指の規模を誇ります。
五月祭当日には多くの模擬店が立ち並び、各所でパフォーマンスが催され、普段は落ち着いた雰囲気のキャンパスがすっかり様変わり。そこかしこで新たな巡り合いが生まれ、学園祭特有の高揚感に包まれます。学術研究の最高峰である東京大学ならではの催しも多く、アカデミックな側面を随所に感じられることも五月祭の魅力の一つです。 学生の活気と東京大学のアカデミズムが相まって、五月祭は唯一無二の個性をもった学園祭となっています。
心動かす力をもった企画の数々とともに、皆さまを五月祭でお待ちしております。
委員長挨拶
東京大学 第98回五月祭にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。 五月祭常任委員会 委員長の髙木隆之介と申します。
重ねて、開催にあたりご理解・ご協力を賜りました近隣住民や関係者の皆さまへ、この場をお借りして深く御礼申しあげます。
さまざまな技術的・文化的な革新に彩られながら、多くの困難に見舞われている21世紀も四半世紀が過ぎ去ろうとしています。時代の大きなうねりの中で、私たちは社会が新しいものへと生まれ変わっていくことへの期待と不安に囲まれているのではないでしょうか。そのような中でも、私たちが未来へ向けて力強く前進するための原動力は、日々の出会いがもたらす高揚や感動といった心の動きにこそあると、私は考えています。
第98回五月祭のテーマは「心を駆動する。」です。
私たち東大生が送っている、学業や課外活動をはじめとする等身大の生活の中には、無数のアイディアや情熱が秘められています。それら一つひとつに多くの時間と準備が重ねられて形を成し、キャンパスに結集するのが五月祭です。「私たちも何かやってみよう」という気持ちになれるような出会いに満ち溢れる祭の場で、皆さまをお待ちしております。
節目である第100回を目前に控えた五月祭は、皆さまとともに未来へ歩んでいけることを願っています。 皆さまと創り出すエネルギーに溢れる二日間を、心より楽しみにしております。

東京大学 第98期五月祭常任委員会 委員長

装飾物紹介
装飾物一覧
五月祭を飾るステージバックボード、オブジェなどの装飾物を紹介します。以下の地図から場所をご確認いただけます。
正門壁画
今年のテーマである「心を駆動する。」を表現するために正三角形のパーツを並べました。まるで一つひとつが意思を持っているかのように感じられます。正門前でご来場の皆さまをお迎えしています。
回路オブジェ
幾層もの環状のパーツを重ね、重なり合う回路の働きを立体的に表現したオブジェです。機械的なモチーフの織りなす近未来的なデザインをお楽しみください。
農正門壁画
農正門でご来場の皆さまをお迎えする作品です。回転による駆動を、曲線によって抽象的に表現しています。
パラメトリックオブジェ
『モナ・リザ』や銀河の渦のようにさまざまなところに現れる黄金比をモチーフにしたオブジェです。直線を組み合わせて曲線をかたどることで、心のわくわくする動きを表現しました。ぜひ、一緒に記念写真を撮ってみてください。
工学部広場ステージバックボード
電気回路をモチーフに、五月祭での出会いやつながりを円と直線を用いて表現しました。工学部広場にてぜひご覧ください。
ミラータイルオブジェ
青を基調としたタイルとミラータイルを使った、迫力のあるオブジェです。中を覗くと万華鏡のようになるものもあります。その中に広がる、今年のテーマである「心を駆動する。」を反映した世界をお楽しみください。
図書館広場ステージバックボード
テーマ「心を駆動する。」にちなみ、六角形で構成されたリングによって駆動の様子を表現しました。細かいデザインや立体感、色の配置を工夫したので、ぜひ図書館広場にお越しください。
モジュールオブジェ
どこか回路を彷彿とさせる、点と線からなるオブジェです。間近でご覧になって、かっちりとした雰囲気を醸し出すシンメトリックな形状をお楽しみください。
過去の様子





