「運動」を「科学」するとは？
本講座では、運動について東大教授と東大出身アスリートが語ります。日常的なものである運動を、学問の視点からも考えてみませんか。

講座内容

皆さんは「運動」と聞くと、スポーツや健康づくりについて思い浮かべることが多いのではないでしょうか。では、それを学問分野のひとつとして考えたことはありますか？
実は、東京大学では運動についての研究が行われています。本講座では、熟練運動パフォーマンスの学習と制御について研究されている東京大学教授の工藤和俊先生と、その工藤先生の研究室にこの春まで学生として在籍し、第101回箱根駅伝に出場されるなどアスリートとしても活躍されている古川大晃先生に、「運動スキルが高いとはどういうことか」「どうすれば運動パフォーマンスを向上させることができるか」についてお話しいただきます。

講師紹介

工藤 和俊（くどう かずとし）　

東京大学大学院総合文化研究科 教授

略歴
1998年　東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系修了、博士（学術）
1998年　東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系 助手
2002〜2003年　米国コネチカット大学知覚と行為の生態学研究センター 客員研究員
2011年　東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系 准教授　
2022年〜　同教授

古川 大晃（ふるかわ ひろあき）　

京都工芸繊維大学 特任助教・日本学術振興会 特別研究員

略歴
2019年　熊本大学教育学部生涯スポーツ福祉課程卒
2021年　九州大学人間環境学府行動システム専攻修士課程修了
2025年　東京大学大学院総合文化研究科生命環境科学系修了、博士（学術）取得
現在、日本学術振興会 特別研究員の採用を受け、京都工芸繊維大学情報工学・人間科学系にて特任助教を務める