五月祭でパビリオンを制作するにあたり、有志3チームによるコンペを開催しました。審査基準や求められるパビリオン像について話し合って決定したうえで、コンペの運営自体も学生により執り行いました。
そのうえで、今回建設するパビリオンは、実空間に特有である、材料が建築へと変化していく過程を可視化します。
建築学科のノウハウを活用して実際に作成した仮設パビリオンが作り出す空間を、来場者に体験していただくことで、実空間の意味づけ・担うべき領分を考える機会となります。
作成過程に重きをおいた企画なので、パビリオンの作成に加え、工学部一号館製図室にて、
パビリオンのコンセプトや作成手順を示したボードや模型を展示します。
さらにコンペで敗れた他2案についても模型やモックアップを展示することで、どのような議論によって作成するパビリオンを決定したかという部分にも焦点を当てます。
実際に手を動かして模型を作ったり、構造を検証するモックアップを作ることが多い建築学科の日常を体験していただくため、参加型ワークショップも開催いたします。
大変申し訳ありませんが、申し込みは終了いたしました。
工学部建築学科では、建築に関連する意匠・歴史・構造だけでなく、建築を取り巻く環境や都市について、主体性をもって学んでいます。今回のパビリオン制作では先生方のお力を借りながら、3.4年生の有志により設計・施工を行います。