理学部地球惑星物理学科(通称「地物」)の4年生有志による企画展示です。
オンライン公開のみになります。
地球惑星物理学は、地球や惑星に関する様々な現象を物理学という手法を用いて解明していく学問です。
お堅い、よくわからない学問だと感じるでしょうか?そんなことはありません。
外を歩いて感じる日差しと風、流れる川と道端に落ちている石。遠出して立ち寄った温泉地、観光地になっている火山や島や不思議な地形。夜に見上げた星空。
何気ない日でも、特別な日でも、今日もあなたのすぐそばで、地下の奥深くで、空の向こうで、地球の営みがあります。気がつかないうちに、地面はプレートごと動いていて、水は海と空を循環していて、太陽から放出された粒子がオーロラとして光る。そのような営みとそれらが物理学を用いて表現できることに気がついたとき、私たちのいる地球という場所にはロマンが満ち溢れていることを感じるでしょう。そして現在の営みだけではなく、隕石や地層などから過去の営みを読み解くことも、シミュレーションなどから未来の営みを予測することもできます。
このような地球の営みに関する謎を解明していくのが地球惑星物理学です。さらに、気象予報、地震予測、地球温暖化といった社会に関わる問題を扱うのも地球惑星物理学の重要なテーマです。
さぁ、あなたも、地球惑星物理学の幅広さと奥深さを覗いて行きませんか?
パネルディスカッション(5/15 14:00-16:00 @zoom)
地物の先生4名(三浦裕亮先生(大気物理学)、東塚知己先生(大気海洋相互作用)、諸田智克先生(月惑星探査)、青木陽介先生(測地・地殻変動))と4年生によるパネルディスカッションを行います。
理論冊子
学生有志が興味のある内容をわかりやすくまとめた冊子です。できるだけ丁寧に執筆し、図も多く使用しています。気になったところだけでもぜひ読んでみてくださいね!
固体地球班
大気海洋班
宇宙惑星班
学科内インタビュー冊子
地物の学生に色々とアンケートを取りました。
ゆるゆるとした冊子ですので、軽い気持ちで楽しんで読んでみてください。
地物はいいぞ〜(๑>◡<๑)
私たちは、「地物」こと理学部地球惑星物理学科の4年生です。地球や惑星に関する現象を物理学を用いて解明していく学問を学んでいます。1学年30名ほどで、様々な興味を持つ学生が集まっています。2年生Aセメスターでは主に必要な物理学と数学を、3年生ではプログラミング技法と観測手法を実習で、3分野の基礎を座学で幅広く学び、4年生では興味のある分野を専門的に学びます。地物は、理学部物理学科(「理物」)、理学部地球惑星環境学科(「地環」)、理学部天文学科(「天文」)などの学科と近しく、他学科開講の科目を履修することも多くあります。理物より具体的な対象があり、地環よりシミュレーションを含めた物理学的な手法を用いて、天文より太陽系に重きを置く印象があります。(学生個人の感想です)