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第96回五月祭テーマ

新緑の薫りが私を誘う。

いそいそと着替え、ときめきを纏って、

華やかな緑の世界に足を踏み入れた。

そこは、鮮やかで煌びやかで、

若さと才気に満ち溢れた、

ひとつとして同じものがない世界だった。

そんなよりどり緑の世界に、一羽の鳥が始まりを告げる。

伸びをして、思わず熱気を吸い込んだ。

テーマに寄せて


緑と聞いて何が思い浮かぶでしょうか。

空に向かって芽が伸びていくときの、瑞々しさと力強さ。

葉々の隙間から降り注ぐ光に感じる、眩しさと高揚感。

そして、すべてを受け入れてくれる、知性と包容力。

私たちはこれらの意味を祭に重ね、

それぞれが持ち寄った「緑」によって、

祭の「華」やかさが増すことに期待を寄せています。

それだけではありません。

冬の静けさを破り、春の活気の訪れを声言するうぐいすは、「花見鳥」とも呼ばれています。

そんな花見鳥に、私たちは年に一度の祭の始まりを告げるという役目を託しました。

よりどり緑の輝きによって、キャンパスが華やぐ二日間。

すべての人の心を震わせ、記憶に残り続けるような祭となることを願っています。