The 95th May Festival
Introduction to Spatial Language
May Festival Standing Committee


About this project

空間認識と言語類型論

日本語とは全く異なる体系をもつ言語について、その類型を「空間認識」という面から解き明かします。

言語類型論とは

世界には、それぞれ特徴の異なる6,000を超える言語があると言われています。そして、それらを俯瞰すると、例えば「主語が先行することが多い」言語が80%以上を占めるなど、さまざまな傾向が見えてきます。こうした言語の類型を研究するのが、言語類型論という分野です。

右も左もない言語?

「Aくんは木の右に立っているよ。」あなたはこの文章を、「右」という言葉を使わずに表現できますか? 世界には、それをせざるを得ない言語が一定数存在します。
例えば、インドネシアのフローレス島で話されている「ラマホロット語」には、「右」「左」に対応する言葉がありません。では、物事の位置に関する重要な語彙を持たない言語圏の人々は、どのような表現方法をとっているのでしょうか。

言語と生活、双方から「空間認識」に迫る

この講演では、言語と認識の根幹に関わる課題に対して一つの示唆を与えます。ラマホロット語の類型的分析に加え、フローレス島の人々の暮らしを紹介していくことで、空間認識と表現の謎を解き明かします。

講演者について

長屋 尚典先生

東京大学大学院人文社会系研究科 准教授
東京大学ヒューマニティーズセンター HMCフェロー

研究内容

専門は言語学、特にフィリピン・インドネシアを中心とするオーストロネシア諸語ならびに言語類型論。

オーストロネシア語族、特に、フィリピン・インドネシアで話される諸言語を中心に、言語類型論の観点から、その文法構造について研究している。この語族は1,200もの言語を擁し世界で最も大きな語族の1つであるが、その中でも、タガログ語とラマホロット語(東インドネシア、フローレス島)を主な研究対象とし、フィールドワークも行っている。

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空間と言語:ことばの多様性入門

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「左右」のないラマホロット語は空間をどう表現するのか。言語と空間認識の深いつながりに迫ります。

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空間と言語:ことばの多様性入門
15th (Sun.) 15:00 16:30
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長屋先生による公開講座の様子をご覧ください。

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空間と言語:ことばの多様性入門
15th (Sun.) 16:30 18:00
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About the Information Session for Participants of the May Festival (the 1st Information Session)

Date, Time and Location

  • February 3rd (Fri.) 2023 7:30 p.m. (meeting time 7:25 p.m.)
    at Room 211, 1st floor, Faculty of Engineering Bldg. 2, Hongo Campus
  • February 4th (Sat.) 2023 1:00 p.m. (meeting time 12:55 p.m.)
    at Room 1321, 2nd Floor, Bldg. 13, Komaba Campus

Note

Those who wish to participate in the 96th May Festival need to attend one of the sessions.

The Information Session will be held in both Japanese and English.

Contact us via email ( ) if you have any questions.

Information about the 96th May Festival is also posted on our Official Twitter ( @gogatsusai ).

We are looking forward to your participation.